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・プロテクト誤爆の実際 (2001/7/21 作成)

最初の生贄はコイツ。「いつか見たマーメイド」(ムー一座/artifact)

Philips CDD-4401 に製品 CD-ROM を挿入。(ストロボ焚き忘れました。暗いのはご勘弁)

ソフトを起動した結果がコレ。もちろん他のドライブには何も入ってません。ここで「キャンセル」して他のドライブに製品 CD-ROM 入れてソフトを起動すると、今度は IDE バスをロックしたまま帰って来ません。リセット以外に方法が無くなります。ちなみに elf さんが最初で最後に同種のプロテクトを採用した「ビ・ヨンド」では「不正なCDです」と正規ユーザに対して大変失礼な表示をしました。
2001/7/24 追記--------
artifact さんから連絡。

この、Guard-Disc Mode Selector(製品添付)で Aspi-Layer Use に変更して下さい、とのこと。変更後は起動することを確認しました。
追記ここまで--------

次の生贄はコレ。「新世紀エヴァンゲリオン 悩殺カレンダー2001」(GAINAX)

同様に Philips CDD-4401 へ製品 CD-ROM を挿入します。我ながら画像小さ過ぎ。

そして起動結果がコレ。見事に誤爆してますね。上と同じプロテクトですから予測はできましたけど。それにしても上記同様意味不明なメッセージです。これなら「ビ・ヨンド」の失礼なメッセージの方がまだ分かり易いですね。
2001/7/25 追記--------
GAINAX さんからは今日の段階で未だ返答が有りませんが、artifact さんから指定されたツールと同じ物が製品 CD-ROM に収録されていました。同じように設定することで起動することも確認できました。どうやらプロテクトのチェックレベルを変更するツールの様ですね。同種のプロテクトを採用している他メーカさんでもこのツールを Wab 上に紹介している所を私は知らないんですが、まぁ、深く突っ込むのは止めて置きましょう。
2001/8/1 追記--------
GAINAX さんのサポートからはその後連絡が有りません。こちらからもう一度コンタクトするつもりはありませんが、この様な事例に対しアフターケアを行わないメーカさんが存在することは特に問題視して置きます。
追記ここまで--------
以下 2001/7/26 追加

3番手はコレ。「Only You −リ・クルス−」(アリスソフト)
もっとも、コレの場合誤爆か否かちょっと曖昧です。と言うのも、プロテクトチェック以前で引っかかっているからです。詳細は下記。

例によって Philips CDD-4401 へ製品 CD-ROM Disc1 を挿入します。2枚組の内このディスクにしかプロテクトはかかっていません。

そして起動結果が...起動...起動しません。スクリーンショットの様に、認識すらしないのです。ドライブに延々アクセスしています。ドライブが壊れるんじゃないかと思いスクリーンショット撮った後に速攻で取り出しました。これは...かなり危険では...?
ただ、明らかに今までのソフトと症状が異なる為、プロテクトの誤爆なのか断言しかねます。とは言え、Philips CDD-4401 でも Disc2 は問題なく認識しますし、この Disc1 も別のドライブでは呆気なく起動します。ALICE-SOFT さんの掲示板では 2001/7/25 の時点で他に2名の方が Philips ドライブで同様の現象を報告されてました。真相は?
何れにしても、この様な症状が出ると真っ先に疑われるのはプロテクトと言うことになってしまいますね。このプロテクトは CD-ROM の記録面にリング状の無記録エリアを故意に設けているタイプですから、ドライブのエラー補正とかの条件によっては誤動作してしまうのかもしれません、と素人考えで思い至ってみたり。
同日追記--------
ALICE-SOFT さんからデュプリ業者へ連絡済み、また、同じドライブを手配し入手待ちの状態、早急に原因究明します、との回答がありました。
2001/7/27 追記--------
私独自に調べた結果は、プロテクトに起因するものかは判りませんが正規品 CD-ROM Disc1 のプレス品質が良く無いのでは無いか? と言うことです。
理由1:CD-ROM ドライブの自動起動を切った状態で Disc1 を挿入し、回転が落ち着いてから「マイコンピュータ」「最新の情報に更新」を行うとメディアを認識「することもある」と言う事実。ダメな時は何やってもダメです。
理由2:Disc1 を CD-R へ焼き直してみました。その CD-R だと 100 パーセント認識します。プロテクトかかってるディスクをわざわざコピーしてそっちのディスクなら起動するって結果は、物凄く空しいものがありましたが...
理由3:他にも私同様認識できない、或いはインストール中に特定箇所でフリーズする、インストールが何時間経っても終わらない、インストールして起動するとファイルが欠落している...等の報告が ALICE-SOFT さんトコ以外で報告されてます。
以上のようなことからの推測ですが、それにしても驚くほどメーカ掲示板の方へ不具合報告が上がって無いことが気になります。旧来の ALICE-SOFT ファンや私の知人でもインストール不具合に遭遇しているのですが、メーカ掲示板には結局私を含めた3名しか報告して無いようです。これはメーカ掲示板が情報収集目的には有効に機能していない現われで、ALICE-SOFT さんに限った話ではありませんが否定的意見が書きにくい、或いは消されてしまう様な雰囲気作りのデメリットが出ているのでは無いでしょうか。或いはドライブを変えると多くの場合動作してしまうので報告して無いだけかもしれませんが。
脱線しました。何れにしてもメディアを認識さえしてしまえば Philips CDD-4401 でもプロテクトチェックは通過していると思われます。或いは認識できるから通過できるのかもしれませんが。
脱線ついでに。私でもあっさりコピーに成功してしまう(と言いますか、完全にコピー不能な CD-ROM プロテクトは存在しませんが)プロテクトに意味は有るんでしょうか? 飛べない翼に意味はあるんでしょうか?(こら) なんせウチでは SafeDisc2 ですら...あー...環境だけは整ってますんで。ええ。何のために? それは「こんなこともあろうかと」と言う夢の台詞をいつか吐く為に。
指摘があったので追記しておきますが、いわゆるパッチ等でプロテクトを無効化してコピーした訳ではありません。とあるソフトを使って「デュプリケート」した形になってます。私の調べた範囲ではプロテクトを無効化するのは著作権法違反に問われますが、プロテクトを含め複製しているので明確な違反にはなっていないはずです。でないと著作者自身やデュプリケート業者まで同法違反に問われてしまうことになりかねません。
それと、許可とまでは言いませんが一応相談してから掲載していることも申し添えておきます。(誰に? 「お察しください」)
本音。動かないソフトを正規ユーザがなんとか動かそうと言う努力まで違法呼ばわりされかねない、そんな風潮への抵抗なんですよ。このページ作った目的は。正規品では動かなくてコピー品では動いた、なんて、いったい正規ユーザの立場って何なんですか? みたいな。たまたまここに上げられているメーカさんにはスケープゴートとして申し訳ないことをしているとは思っていますが。でも事実しか書いてないですよ。
2001/7/31 追記--------
Disc1 を製造した ED-コントライブ 社さんから連絡が有りました。同じドライブ入手してテスト中とのことです。ただ、先方では不認識が発生していないとのことで、私が購入したディスクを送って頂けないか、とのことでした。送付することにしましたので、結果が判れば又こちらで報告します。
2001/8/1 追記--------
本日 Disc1 を ED-コントライブ 社さんへ発送しました。比較用にこちらで焼き直した CD-R も同梱しています。先方からは代替品を返送する旨お返事頂いてますので、代替品が到着したらまたこちらのドライブでテストしたいと思います。
2001/8/4 追記--------
本日、ED-コントライブ 社さんより CDD-4401 動作確認済みと言われる Disc1 が到着しました...メディアが裸で入ってるとは思いもよりませんでしたが。その他「リングプロテック」に関する資料等。この辺の資料は追い追い紹介していきます。
さて、ウチの CDD-4401 での動作ですが。

えーと...
一応フォローして置きますが、3回に一回程度の割合では認識します。ただ、認識までに5〜6回以上リトライしていますが。8回以上リトライしているとまず認識しませんね。つーかドライブ壊れたらどうしてくれますか。
更に補足。Disc2 からは CDD-4401 でも問題なく起動できるんですよ。リトライ動作なんてしてません。

ご覧の通り。
ED-コントライブ 社さんのドライブでは認識できていると言っていますが、ウチでの結果がコレではチト。「普通にプレスしたノンプロテクトの Disc1 をください」って要求はダメですか?
2001/8/5 追記--------
ALICE-SOFT さんの掲示板で他に2名の方がテストして下さいました。その結果、どうやら接続する IDE I/F によって結果が変わる? 様な雰囲気です。早速実験して観ました(そこまでやりたく無いから後は任せた、とか以前掲示板に書いてたりしてましたけど)。
さて、ウチは普段下記の通り CDD-4401 は PROMISE 社の Ultra100 へ Slave で接続されています。Slave のまま M/B South へ接続し(SmartDrive 入り HDD の関係で Master にするのはご勘弁)、Disc1 を挿入してみました。
結果は...確かに認識率は上がります。1/3 くらいだったのが 2/3 くらいに(大差無し)。ただ、相変わらず挿入時にリトライを繰り返した上での認識ですから、安心して使えるレベルではありません。DMA の ON/OFF も試してみましたが、明確な違いは感じられませんでした。謎は深まるばかりですが、何れにしてもこの様な事例が有り、未だ解決に至っていないのは困りモノです。
テストして下さった方の環境と結果を以下に記します。
M/B CUV226(ASUS)
M/B South
CDD-4401(Philips)
CDD-4801(Philips)
OS WindowsMe
結果:インストール、認識とも問題なし
M/B A7V(ASUS)
M/B South
CDD-4401(Philips)
Ultra100(PROMISE)
CDD-4401(Philips)
OS Windows2000Pro(SP2)
結果:M/B South 接続時は認識、Ultra100 接続時はほぼNG(速度を落として
Primary 接続時にのみ不安定ながら認識)
以上の結果を受けてウチでも M/B South に接続してみたんですけどね。結果は上記の通り。大体 A7V とウチのマザー、South 同じなハズでは? こちらではもうお手上げでしょうか。
2001/8/7 追記--------
ED-コントライブ社さんから、これらの結果を元に検証を続けます、との連絡を受けました。
「リングプロテック」の資料をざっと眺めたんですが、他社さんと異なり極端にハードに依存した(物理的にコピー抑制を狙った)システムである分、ソフト上の相性は起こり難いプロテクトの様です。仕様上の弱点は「CD-DA 部分へ使用できない」「60MB 分の容量を要する」「Windows95 以降の Windows 系 OS のみ対応」と言った所でしょうか。少なくとも SafeDisc2 や CD-Cops よりは相性問題は起こり難いと思われます。エミュレータでの動作はやはり厳しそうですが。
ただし、ハードに依存している分エラーがエラーと判り難いが為、「知らない人」が「知らずに」バックアップを取ろうとした場合にソフト側で対応していないとドライブを傷める可能性があります。一般にソフトは PL 法の適用除外と考えられていますが、原因がメディア側そのものに有る場合は話が異なります。マニュアルやパッケージ等に予め「!」マーク付きで記して置く必要があるでしょう。合衆国の様に「被害の可能性」だけで損害賠償が請求できるなら私は今頃遊んで暮らしていたかもしれません(この辺ネタですから突っ込まれても困ります)。
また、前期型リングではチェックルーチンが原因と思われますがドライブによってかなり確実に誤爆してましたし、そればかりか IDE 自体をロックしてしまい OS にもダメージを与えていました。
今回の Disc1 での原因がどこにあるのか、私の方ではもう手出しできない領域の様です。是非「正規ユーザ」が不便を被らない方式へ昇華して頂きたいと願う次第です。
2001/8/10 追記--------
「リングプロテック」についてはこっちのページにまとめましたので、未見の方は。
2001/8/22 追記--------
進捗状況を問合わせてみました。ALICE-SOFT さんの方では現象が再現できない為、現状は ED-コントライブさんの検証待ちとのことです。ED-コントライブさんの方ではプレス工場(2社)を交えて検証中ですが、まだ原因の究明には至っていないとのことでした。
2001/8/26 追記--------
リ・クルス発売一ヶ月記念。
ウチに存在する SCSI CD-ROM ドライブで Disc1 がきちんと動作するか確認してみました。PC-9821 ユーザでもあるので、SCSI ドライブはお友達なのです。東芝、三洋、プレク、NEC、松下...さて、その中で松下ドライブにて余り嬉しく無い結果が出たので追記します。

外付け SCSI ケースに CR-508-B(松下:24 倍速)を取付け、Disc1 をセットします。SCSI I/F は IFC-WSP(MELCO)です。

Autorun で起動中、3回に1度程度の割合で画面のようなリードエラーを起こします。割と簡単に再現できます。

リードエラーの青画面でキーを押して復帰させると、上手く行けば起動メニューが表示されますが、運が悪い(?)と上記の通り不正処理で起動メニューが落ちます。

一旦 Windows98 を再起動して何回か再現を試みてみましたが、最悪の場合は上記青画面のまま応答が無くなります。リセットしか方法が有りません。
さて。Philips ドライブとの相性問題もまだ原因が特定できていません。同じ原因なのか、異なる要因があるのか。そろそろ究明して欲しい所ですね。
2001/9/15 追記--------
検証環境を変更したので CDD-4401 にて動作確認を行ってみました。ドライブの接続を Secondary Slave から Primary Master へ。結果は、認識率が悪い+リトライを繰り返すと言った現象に変わりはありませんが、逆に今まで一度としてなかった「リトライ無しで認識する」ことが数回ありました。
2001/9/26 追記--------
2001/9/21 に ALICE-SOFT さんのサイトにてサポート不能である旨回答されていました。初回質問から督促の結果二ヶ月後にただ記載されても普通は気付きません。もーちょっと、こう...
それと、本日 ED-コントライブさんから調査報告を受けました。以下に当該部分のメール内容を転記します。
--------
検査結果遅くなってすみませんでした。
(本名)様からお送りいただいたCCD-4401で認識しないリングプロテックCD-ROMを当社と提
携している別のプレス工場の検査機でチェックした結果、CD-ROMとしての品質には問題な
く良品として結果が出ております。
しかしながら電気特性信号の一部で良品範囲内であるのですがメディアによっては多
少の誤差が発生いたします。
CD-ROMメディアとドライブには特定のデータ読み取り範囲があり、互いの品質に問題が
なくても相性により認識しないケースがあります。今回はそのケースだと考えられます。
当社として今後の対策としては、認識しないドライブを極力減らすようさらに品質の向
上をオプトロムと共に行っていきたいと思います。
--------
オプトロムさんは実際にプレスを担当した業者さんです。そことは別の業者さんで検査した所、プレス機の特性なのかもしれませんが合格圏内ではあるもののいわゆる「焼きが甘い」状態なのだろうとの結論のようです。結果、リード性能の余り良くないドライブにて最悪は認識しない、或いは ALICE-SOFT さんのサポートにもありますインストール失敗、ここのユーザさんの事例や上で紹介したリードエラーで落ちる等の症状が現れているものと思われます。
取敢えず一段落でしょうか。ホントは良品と交換して下さいと言いたい所ですが、ED-コントライブさんの対応には誠意が感じられましたので。もっとも、同じパッケージに納められた他のディスクと明らかな品質差が存在するのはいかんともし難い事実ですし、それはリング全体に観られる傾向ですので、今後の品質向上を特にお願いしておきます。
逆に、ALICE-SOFT さんには今回何もしてないとの印象が残ってしまいました。WAO さんが職を辞された今後、サポートに対して不安を隠せないのが正直なところです。そう言った不安を払拭されるような対応を期待します。
追記ここまで--------
以下 2001/8/18 追加

4番手。と言いますか実質最初の誤爆体験。「ビ・ヨンド」(elf)
パッケージは押入れの奥深く収納され、大発掘を要しますのでご勘弁ください。その分危ない橋渡りましたので。

いつもと違って UCR-412(KENWOOD)にプロテクトの施された Disc1 を挿入します。

認識。

起動。と、ここまでは何の問題もありません。

次に一旦ソフトを終了させてそのまま Disc1 を SD-M1402(東芝)に挿入します。

認識して起動...起動...しません。数分待って CTRL+ALT+DEL。

ご覧の通り IDE をロックしたまま戻って来ません。この後一切の制御が不能になったので電源断+再起動。正直かなり危険です。再起動後 Norton DiscDoctor をかけましたが、HDD にいくつかのエラーが発生していました。この症状は IDE の CD-ROM ドライブを取替えて「ビ・ヨンド」の起動を繰り返していると数回で発生します。前述の「いつか見たマーメイド」「悩殺カレンダー 2001」でも同様です。
このソフトは最初から名前だけ上げたまま証拠を示していませんでしたが、その分やはり最初から書いている危険な状態を発生させてみました。elf さんは現在(2001/8/18)のところこのソフトでしかメディアにプロテクトを施していません。誤爆と無関係でしょうか?
以下 2001/8/27 追記

洋ゲー日本語版「アリス イン ナイトメア」(エレクトロニック・アーツ・スクウェア)
SafeDisc2 のタイトルです。左は今回検証に使った
CDR-H94S(三洋:SCSI 4倍速)です。2001/8/26
付リ・クルスの検証時に平行して行っていたのですが、このドライブとの組合せで確実に誤爆する訳ではありません。5回ほど再現を試みましたが一度しか発生しなかったので当初記事にするのを見送るつもりでした。が、リング以外の事例が無いのも不公平かと思い直し、掲載することにしました。使用したSCSI
I/F は IFC-WSP(MELCO)。要はリ・クルス検証時とドライブが異なるだけです。

メディアをドライブに挿入し認識させた所です。2枚組の両方に SafeDisc2 が施されています。検証は Disc1 で行いました。

起動メニューが表示された所です。ゲームプレイを選択します。

ドライブにより差がありますが、通常は数秒から30秒ほどでこの画面が消えて実際の起動プロセスに入ります。が、このスリーンショット取得時は既に10分ほど放置した後です。ドライブへのアクセスは既に行われていません。SafeDisc2 チェックに失敗したと思われます。
さて、私の所有している SafeDisc2 タイトルはコレしかないのでその後の SafeDisc2 のバージョンアップで既に解決しているかもしれませんが、とは言え最近のタイトルでも比較的多くの誤爆情報を頂きます。ついには SafeDisc2 チェックを無効化するファイルを配布するメーカさんも現われました。ワザワザ誤爆する環境探す私のようなのは別にして、普通のお客さんに迷惑かける様な行為は0にする様、努力を願います。
2001/11/23 追記--------

2001/10/30 に、新しいドライブを購入して来ました。CDRW-S4432(MELCO)です。店頭在庫ではなく「製造年月 2001/10」の、バリバリの新品です。ドライブユニットは Philips 製ですが、ファームウェアは MELCO さんのカスタムとなっています。検証試験中に死亡した初代 CDD-4401(Philips)の予備としての購入です。当初、リングでの動作には全く期待していなかったのですが、前期型リングは無事に通りました。後期型リングの不認識は頻度こそ下がったものの相変わらず発生します。

さて、リングの試験が終わって安心?してから念のため SafeDisc2 タイトルを、と本タイトルを起動したら...この画面でフリーズ。実際にはこのスクリーンショットは以前撮った物で、今回は完全にフリーズしてリセットボタンか電源断しか受付けませんので撮ることはできません。再現性は100パーセントです。どうやっても CDRW-S4432(MELCO)から起動することができません。WindowsMe をクリーンインストールしたマシンからでも起動することができませんでした。
この件について、電話でメーカに問合わせてみました。
・MELCO さん
通常の使用では問題はなく、CD-ROM も読めれば
CD-R への書込みができる以上、製品の不良や故障ではありません。申し訳ありませんが対応できかねます。
・エレクトロニック アーツ スクウェアさん
このドライブでは読めないとの確認が取れています。申し訳ありませんがその様に申し上げることしかできません。プロテクトの誤動作ではありません。
...さて。MELCO さんの言い分はもっともでしょう。レッドブック、オレンジブックに準拠した環境では問題なく動作しているのですから、メーカとしては手の施し様がありません。では EA スクウェアさんは? この答えだけでは売りっぱなしのサポート無しと取れます。SafeDisc2 の誤爆すら認めていません。最近の SafeDisc2 採用メーカが用意している対応パッチすら無く、今後も用意する予定はないそうです。加えて、EA スクウェアさんは中古を一切認めていないそうです。ドライブが悪いのかと訪ねても、そうではないと歯切れの悪い答えばかり。残念ながら、それで納得できるほど私は温厚ではありません。顛末は後日。
追記ここまで--------
以下 2001/10/21 追加

6番手。「ガンマン・クロニクルズ」(サイバーフロント)。
2001/3 に国内版が発売されています。その折に前期型リングが施されたようです。現象はかなり凶悪です。尚、このソフトは友人からお借りした物で(と言うか今横に居ます)、これ以降の追試はできません。
さて現象ですが、インストール時に特定の箇所で CD-ROM のリードエラーが発生し、Windows98 がストールすると言う物です。従ってスクリーンショットが残せません。問題が発生するのは52倍速ドライブ、UCR-412(KENWOOD)です。Windows 画面が乱れて完全に停止してしまうのでリセットしか方法が有りません。再現率は当該ドライブでは 100 パーセント、回避方法はありません。
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リセット後システムドライブに発生していたロストチェーンを NortonDiskDoctor で復旧した物です。内容は InstallShield のログデータ(圧縮 60kB)でした。幾度か試しましたが同じ箇所でリードエラーが発生します。
![]()
こちらはインストール先ドライブに発生していたロストチェーンです。サイズからインストールに失敗したゲーム用ファイルと思われます。
現在誤爆検証マシンに接続している PX-32TS(PLEXTOR)では正常にインストールできました。現象から鑑みると、どうやらリング部分にアクセスしてしまいシステム道連れに死亡しているように思えます。正直、シャレにならない誤爆の仕方です。
以下 2001/12/2 追加

7番目。「大悪司」(ALICE-SOFT ...二つ目)
リ・クルスに続く ALICE-SOFT さんの作品です。今回も後期型リングと言うことで購入する意図は無かったんですが、不具合報告をいくつか頂きましたので検証用に。リ・クルスのときの不具合が払拭されているかも興味有りましたし。Disk1(今回は何故か「k」表記)に後期型リングが施されています。
結果ですが、リ・クルスで発生した、CDD-4401(Philips)にてマウントできない、と言った現象は今回は発生しません。ただし、誘爆は相変わらずです。この誘爆現象は、明らかに「EDP2.dll」を読ませることにより発生する不具合ですので、早急に対策を行って頂きたい所です。
さて、他のドライブでの動作は? と確認作業を進めました。

これは、Disk1 を PX-32TS(PLEXTOR)へ挿入している画面です。ストロボで白がトンでしまっていますが...

結果がコレです。Autorun で起動中、リードエラーで青画面に落ちました。

そしてこのダイアログ。数回再起動して確認しましたが、通常の状態で SETUP が起動することはありませんでした。
このエラーが発生した後はバス周りが非常に不安定になる為、再起動を行わないと以降正常な動作は期待できません。
更に他のドライブでは、CD-R50S(TEAC)でのインストールを試みるとインストール中に他の SCSI デバイスへアクセスしてしまい、インストールが正常に行えない現象が発生しました。画面上には現れないエラーの為画面は掲載できません。
実は、各々回避方法があります。
まず CD-R50S(TEAC)の方は、CD-R50S 以外の SCSI デバイスの電源を全て OFF にすることでインストールが完走しました。PX-32TS(PLEXTOR)の方は更に重症で、他の SCSI デバイスを全て取外し、32TS 単体で接続することにより確実にインストールが完走することを確認しました。
...良くないですね。何より、リ・クルスのときに発した警笛が届かなかったのが残念です。複数の報告によると Disk2 の方も品質に問題を抱えているようですが、ここの本題では無いので割愛します。短時間の起動で観る限りウチの常用環境では読めているようですが...
もう一点。大悪司に関して、プロテクトを採用しているか否かの事前確認に答えを頂けませんでした。また、パッケージにもプロテクトを採用している旨一切記載されていません。他社では後期型リングを採用しているタイトルに「リングプロテック」のシールを貼付けてありますが、それもありません。実際にそれに起因する不具合を経験している者からは非常に不愉快な対応です。推進するならするで堂々とやって下さい。誰かが買うまで判らないのでは地雷と同じです。
2001/12/4追記----------
この現象をメールで連絡した時にサポートは依頼しないと書いたのですが、ディスクを交換する旨申し出があったので受けることにしました。11日発送とのことでしたので、到着したらまた追記します。
2001/12/13追記----------
本日交換用のディスクを受取りました。
早速 Disk1 の動作確認を行なおうとして驚愕しました。リングが有りません。無論 Disk2 もです(余談ですが、製品版では明らかに目視で確認できたプレスムラも奇麗に無くなっています)。一応、今まで問題のあった CDD-4401(Philips)、PX-32TS(PLEXTOR)、CD-R50S(TEAC)、及び別タイトルで問題の出た CDRW-S4432(MELCO)でインストール完了 => 起動する所まで確認しました。
リ・クルスの時と違い、この対応は完璧でしょうか。いやはや、しっかり学習されていたようで、前言は一部撤回させて頂きます。
気になるのは、これがサポート用のメディアなのか、二次ロット以降が全てこうなのか、ですが...いや、流石に自分で確認するのは...レポートプリーズ。
2001/12/14追記----------
製品の CD-ROM は既に返却してしまいましたが、返却前にこんなスクリーンショットを撮っておきました。

上が製品 CD-ROM のルート、下が交換品のルートです。Disk1 です。フォルダの日付と後期型リング関連のファイルに差異が有りますが、実は双方に存在する実行ファイル、データファイル等は全く同一です。上は後期型リング、下はノンプロテクトです。どう言うことか? つまり、元々プロテクトチェックを行なっていなかったと言うことになります。
敢えて書いていませんでしたが、実はリ・クルスも HDD へベタコピーした状態からセットアップ可能でした。セットアップファイルが「EDP2.dll」を参照している記述が有ったので気付きませんでしたが、無くてもOKだったとは盲点過ぎます。
さて、では何故「誘爆」現象が起こるのでしょう? セットアップで落ちるのはまだ判ります。恐らくは種々の要因でリードエラーが起きているのでしょう。しかし誘爆は、メディアをイジェクトした後に起こります。EDP2.dll がシステムに何らかの影響を与えるのだろうか? と思っていたのですが、上記からそれも違うようです。一度読んだリングを含むメディア情報を、何らかの原因でドライブなりシステムなりが覚えてしまってて、前期型リングが不用意にチェックを行なうとバスにダメージを与えてしまう...うーん...
2001/12/15追記----------
EDP2.dll は、在れば読む、と言う仕様みたいです。んじゃ、犯人の最右翼はやはりコレですか。
追記ここまで----------
以下 2001/12/29 追加

8番手。「ベルせんせいのトゥルトゥル BOX」(RUNE)
廉かったこともあり、本編以外にも色々遊べそうでしたので購入してみました。限定だと聞いていたのですが、木箱では無い方は結構残ってるようですね。

さて、SafeDisc2 もリビジョンが上がったとのことで、誤爆は改善しているのかと期待しながら以前から誤爆している CDRW-S4432(MELCO)へ挿入。

メニュー画面です。持っている方はお判りと思いますが、何気に凝っています。取敢えず「姉妹打ち!」を選択するとインストールが行なわれ、その後再度このメニューが開きますので、もう一度「姉妹打ち!」を選びます。

...フリーズ。この表示のままマウスカーソルも動きません。CDRW-S4432 の電源を落とすと取敢えず操作可能になるのでこのスクリーンショットを取得。保存中に...

このエラーダイアログが表示されました。これは SafeDisc2 がチェックしているファイルと思われます。この部分の処理で不幸なことになっているみたいですね。何れにしてもフリーズはシャレになりません。

さて、(当然再起動後)念のため他のドライブは平気だろうかとチェックを行ないました。これは GD3000(日立)へ挿入している所です。

あー...ウチのヘタれなデジカメでは画面写真はこの辺が精一杯です。ご覧の通り、今度は完全にフリーズしています。キーボードリセットも受付けない状態でしたので、リセットボタンを押すしか有りませんでした。後ろで起動しているのはエクスプローラ、タスクトレイは左から MSIME、ボリュームコントロール、ATi です。
尚、SD-M1402(東芝)でも5回中1回、同じ状況に陥りました。

リセットボタンを押しましたので、再起動時には当然こうなります。
何と言いますか、SafeDisc2 のリビジョンが上がって誤爆状況が悪化しているようなんですけど。頼みの RUNE さんは連休に入ってしまって来年まで対応は無理でしょう。誤爆対応はメールや電話で個別に、とサポート BBS で発表されてますが、少なくともメールを送った数名の方は音沙汰なしと報告されてます。メーカさんは自己の責任を全うするよう、強く望みます。
・試験環境(2001/12/2 検証機と常用機分割)
自作機(誤爆検証機)
CPU K75 Athlon700MHz(AMD)
M/B GA7VX(GIGABYTE)
MEM 512MB
NIC EthrExpress(INTEL)
S/C SoundBlasterPCI(OnBord)
M/B South
DiamondMax80 (Maxtor) 40GB
DDU220E(SONY)
SD-M1402(東芝)
GD-3000(日立)
INIC-940(initio)
PX-32TS(PLEXTOR)
PXW-8220(PLEXTOR)
CDRW-S4432(MELCO)
CD-R50S(TEAC)
CR-508-B(松下)
OS WindowsMe
自作機(常用機)
CPU AthlonXP1500+(AMD)
M/B GA7VTXE(GIGABYTE)
MEM 512MB DDR
NIC EthrExpress(INTEL)
S/C Xwave6000(YMF744-YAMAHA)
M/B South
ST380020(Seagate) 80GB
DiamondMax80 X3(Maxtor)各 60GB
Ultra100(PROMISE)
UCR-412(KENWOOD)
CDD-4401(Philips)
IFC-WSP(MELCO)
CRD-BP2(三洋)
SD-M1401(東芝)
OS Windows98SE
尚、ドライバ、ファーム等は現時点で入手できる最新版を使用しています。また、記載が無い限り一方で発生した不具合はもう一方でも再現することを確認しています。
ウチで誤爆が確認できたタイトルは以下随時追加していきます。リンクとか一切制限しませんのでご自由に。尚、ADSL による自鯖ですので、落ちていたらご容赦下さい。又、画像ファイル名は変更される可能性があります。
The person who wrote:凧